Y字路のもんだい(後篇)

Y字路では、右方向に行く場合、道路の状況により問題が生じることがある。
北バイパス分岐部.JPG
(Google mapより)



まず、車線がないような狭い道路や、右方向に行く道が主な道路になっていて、左方向に行く道が「左に分岐する脇道」になっている場合は、見た目は右折のような形になっても通行上は直進することになるので、自転車も自動車と同じように右方向に行くことができる。
上熊本1.JPG



次に、Y字路が左右に均等に分岐する形や、左方向が主な道路で右が脇道になっている場合は問題が発生する。

道路交通法では、自転車は車線の左端を走行しなければならない。しかも、片側に複数の車線がある場合は、一番左側の車線の左端を走らなければならない。よって、右方向に進むために車線を右側に変更することは違反となる。
東バイパス2.JPG
(残念ながら、このように走ることは不可)


左右に分岐するY字路では、右方向へ行く時は十字路での右折と同じになるので、交差点での二段階走行が原則となる。
二段階右折.JPG


即ち、Y字路の交差点で一旦停車し、自転車の向きを変えて、後方を確認しつつ左方向への道路を横切ることになるわけだが、実際にこの方法を行ってみると解るが、Y字路の交差点で一旦停車するのは、後続の自転車やバイクの事を考えると危険を伴う。
東バイパス3.JPG


しかもこのような広い道幅のY字路では信号システムも複雑になっており、何度も停車をしないといけない場合もでてくる。

そこで、その先の横断歩道を歩行者として渡る方がずっと安全ということになる。
東バイパス4.JPG


そして以前も取り上げた、国道3号線の長六橋の北側の変形Y字路。
長六橋拡大.JPG

白川の右岸を熊本駅方面へ走る場合、わたくしは通常、歩道の自転車専用道を走るが、
長六橋2.JPG
もし、車道を走って熊本駅方面へ直進するためには、交通信号の方式のせいもあり、下記のような二段階式で進むしかなく、
長六橋1.JPG
これを実際にやってみたが、交差点内での一旦停止の際に大型トラックがビャンビャンやってきて、大変怖かった。

そこで、より安全な進行のために一旦左折して横断歩道を渡る方式をとると、えらい遠回りになる。
長六橋3.JPG


ま、安全には替えられないけどね。
Y字路進行法2.JPG

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この記事へのコメント

べんぼー
2020年05月21日 07:47
都会に住んでいる人たちにとってはホント困りますね…
脇道があればいいけれど無い所もあるしね…
車中心の道路行政からの脱却は少しずつしか進んでないですなぁ…
最近は安全を優先させてもっぱら歩道走行が増えてきました!
1008
2020年05月21日 21:16
車だと何て事ない道でも、自転車だとどうやって・・・?
となる交差点、たまにありますよね。
自分だけなら多少無理してでも、と思いますが、家内と一緒だと無理。
苦手な場所は、宇土のR3を松橋方面に直進です。
歩道橋があるものの、チョットね~。
のぶ
2020年05月21日 22:28
べんぼーさん、こんばんは。
自動車の生産が国の基幹産業なので車が優遇されるのは仕方ないですかね。
自転車は車両扱いなので車道を走るのが原則なのは分かりますが、なんせ道幅が狭い道路が多いので、わたしもよく歩道を走っています。
歩道をロードバイクで走るのは格好悪いですけどね(笑)。
のぶ
2020年05月21日 22:36
1008さん、こんばんは。
あー、宇土のR3を松橋方面へ直進するのは、自転車では絶望的ですね。
「酷道」は山間部だけでなく、広い基幹道路には時として存在するようです。もう少し自転車にも配慮して欲しいですね。