桃田運動公園でアート鑑賞

9月に入ったとは言え真夏日の予報なので早起きして、午前5時半過ぎにクロモリロードバイクで出発。

明午橋を渡って県道1号線に入り本妙寺の坂を上がって、DSC00560.jpg鳥越峠を越え、ナルシストの丘へ。DSC00567.jpg直下の住宅の建設工事も終わりそうで、気になっていた眺望も「ギリギリ、セーフ」と言うところか?

その後も有明海方面の眺めを愉しみつつ、DSC00570.jpg実山のループから広域農道のアップダウンを走り、玉名市に入り、桃田運動公園へ。DSC00573.jpg

ここは体育館や陸上競技場、野球場などのスポーツ施設だけでなく、玉名市出身の彫刻家・町田忠一氏による作品「翔」、
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「駆」、
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「遊」
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のモニュメントなどにより、芸術的な空間も演出しているが、何と言っても人目を引くのは園内の小高い丘の上に築かれた展望台の「玉名展望館」。DSC00579.jpg

横には控え目な古墳をDSC00583.jpg携えているこの建築物は、DSC00581.jpg鹿児島の建築家・髙崎正治氏の設計によるもので、3層から構成され、地上部分は、人々が触れ合う場としての「地の座」。DSC00585.jpg

2段目は、周囲の自然との交歓の場である「雲の座」。DSC00614.jpg

最頂部には、天を望む「星の座」が置かれている。DSC00613.jpg

中央に据えられた玉子型のDSC00597.jpg部屋「ゼロの空間」は小宇宙を象徴しており、DSC00593.jpgDSC00594.jpg円形の構造物は幸福の象徴であるハスの花、DSC00605.jpg輝く3本の矢は玉名の発展を寓意しているそうで、
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複雑かつ不思議な環境生命体としてのフォルムを創り出している。DSC00622.jpg

展望台の総工事費:1億4500万円はいくらなんでも高過ぎじゃ?と当初は思ったけれど、階段を上る毎に童心に戻ってあちこち探検をしたり、DSC00592.jpg「ゼロの空間」で小宇宙を感じたり、最上階からの景色を楽しんだり、DSC00599.jpg周囲から色んな角度の「玉名展望館」を愉しむ内に、DSC00624.jpg膨大な総工事費もそんなに高くないように思えてきた。

玉名市のホームページによれば、この建築物は、「くまもとアートポリス」の事業として建てられたとのこと。

「くまもとアートポリス」とは建築や都市計画を通して文化の向上を図ろうというコンセプトで実施されている熊本県の事業で1988年から行われている。当時知事を務めていた細川護煕は、高度経済成長によって画一的になってしまった日本の町並みを反省し「熊本らしい田園文化圏の創造」を目標として掲げ、後世に残し得る文化を熊本県で実現させることを目指し、一番最初に建てられた熊本市北警察署(現・熊本市中央警察署)を皮切りに、熊本北警察署.jpgこれまでに100を超えるものが各地に建てられている
サイクリングの時に見かけたものでは、三角港フェリーターミナル、三角港フェリーターミナル.jpg県立装飾古墳館、装飾古墳館2.jpg八代未来の森ミュージアム、八代未来の森ミュージアム.jpg鮎の瀬大橋、鮎の瀬大橋.jpg清和文楽館などなど・・・。清和文楽館.jpg新しいものでは、某サイクリストがご勤務の病院なども。高野病院.jpg


さて、県のHPやWikipediaによれば、公共建築は、競争入札により設計者を決めることが通常であるが、くまもとアートポリスにおいては、設計者の選定については、県が任命している「コミッショナー」と呼ばれる人物(現在は建築家の伊東豊雄氏)に全権が与えられるという特殊な制度を取っており、これが最大の特徴となっている。

グランドデザインは持たず、個々の建築については各設計者に任される。民間施設の参加も可能であるが事例は少ない。これにより作られた施設自体には「K.A.P.」の銘板が埋め込まれ、設計者や施工者が明記されている。DSC00587.jpg

上記のコミッショナー制度により、著名な建築家を招いたり、また若手の建築家に公共建築に携わる機会を与える登龍門的な役割を持ったりと、日本において建築を志す者にとって、熊本県は東京・大阪などの大都市とともに、無視できない地域となっている。

海外、特にアジア各国から高い評価を受けている一方、「生活を無視したデザイン重視の計画である」などの批判も多い。 そう言えば、馬見原橋の歩道は非常に歩きにくかったし、馬見原橋.jpg県営保田窪団地の住人はよく「住みにくい!」と言っている。DSC00553.jpg

色々と批判もあるようだけど、「玉名展望館」のアートを十分に堪能した後は、近くで偶然見つけた「桃田の六地蔵」を写真に収め、
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県道1号線から伊倉を抜けてDSC00636.jpg県道167号線、113号線を走り、県道191号線で玉東を抜け、県道113号線で菱形へ。

県道32号線とゆうかファミリーロードを走り、DSC00644.jpgその後は丸ポストをハントしながら、DSC00647.jpgDSC00648.jpgのんびりと帰った。DSC00649.jpg

本日の走行距離:69.7㎞

桃田運動公園走行図.JPG

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この記事へのコメント

ヘイホー
2019年09月05日 17:15
一足早い、芸術の秋ライドですね!
色々な建物があって面白いし、展望館は鹿児島の方が建てられたんですね!
ナルシストの丘の建物も完成しつつありますね。
2019年09月05日 18:01
桃田運動公園へは以前に行ったけど、そんなアートとは知らず展望のみ楽しんだかな^^;
「くまもとアートポリス」は牛深ハイヤ大橋に行った後に調べたような。
100以上ですか!これを巡るサイクリングもいいかも。
あっ、某病院もそうなんですね。胃カメラでお世話になりました^^
みきたか
2019年09月05日 18:02
失礼しました。名無しはみきたかです。
N家
2019年09月05日 20:14
N家
2019年09月05日 20:24
あら、名前だけの投稿失礼しました。
熊本知れば知る面白いものがありますね!この前行った鮎のせ大橋もだったのです、確かにアーティスティックであの場での違和感を感じました。

パトロールお疲れ様です。上熊本駅の丸ポストは健在なのですね、震災後の駅の修復でどうなるものかと心配してましたが良かったです。
のぶ
2019年09月05日 22:51
ヘイホーさん、こんばんは。
暦の上では秋ですが、今日の熊本は最高温度が34℃でした。
枯れ葉が舞うくらいにならないと「芸術の秋」らしくならないですね(笑)。
鹿児島の建築家・髙崎正治さんは他にも同じような雰囲気の建築物を設計しておられるようです。インパクトが大ですね。
のぶ
2019年09月05日 22:56
みきたかさん、こんばんは。
あらっ!みきたかさんもレポされてたんですね。気づきませんでした。先ほど拝見しましたら、みきたかさんの時は眺めがイマイチだったようですが、今日はなかなか良い眺めでした。
誰かのブログで、くまもとアートポリスの建造物の中で、玉名展望館が一番ユニークだと書いてあったので見に行った次第です。ただの展望台ですが、面白い感性だと思いました。
のぶ
2019年09月05日 23:00
N家さん、こんばんは。
くまもとアートポリスの建造物は、やっぱりどれも、個性的ですね。中には使いにくそうなものもありますが、地方都市の、ひとつの文化創造としては面白い試みだと思います。機会があれば熊本市以外のものもまた廻ってみたいです。
それに丸ポストも務めてレポートして行きたいと思っています。
1008
2019年09月06日 05:51
娘が小さい頃は、いろんな公園などの展望台に行きましたが、
ほとんどが木で作られていました。
その時は、木のぬくもりがあっていいな~と思っていましたが、
今では腐食により、使用禁止の場所も多々あるようです。
玉名の展望台はその心配はなさそうですね。
しかしこの天気、なかなか走る事が出来ないです(泣
のぶ
2019年09月06日 07:10
1008さん、おはようございます。
わたしの子育ての頃は、遊具での事故が社会問題化し、危険を伴う遊具が次々に公園から姿を消す時代でした。
今は子どもたちの姿が姿を消した公園が沢山あるような時代に突入してきました。昨日は平日だったこともあり、百田運動公園にいた方々の平均年齢はおそらく七十歳台。お陰で自然と童心に戻ることができました(笑)。
最近は雨ばかりの天気で、あがれば蒸し暑い・・・早く秋らしい心地よい天気になって欲しいですね。