ハイサイO3@宇土半島
『ハイサイO3』というのは、『ハイキングを、サイクリングの間にやっちゃおう!』という、熊本の自転車乗りのおっさん(O3)たちのムーブメントで、発案者はみきたかさん。ネーミングはBenbowさんで、確認はしてないけど、多分、「喜納昌吉&チャンプルーズ」の『ハイサイおじさん』をもじったもの。
わたしもその波に乗り遅れまいと、宇土半島の最高峰・大岳山(海抜447m)を目指すことにする。
(不知火側から見た大岳山)
調べてみると大岳山へのアプローチは色々あるんだけど、宇土半島の南側の、その名も大岳地区に実家のある職場の同僚(50歳だけど美女)に聞いたら、県道58号線の峠から行くのが一番楽とのこと。
『ハイサイ』のポイントは、ハイキングの難易度に応じて必要十分な装備を持参して行くことなんだけど、ネット上の県内外の山登りおっちゃんのレポートによると、SPDシューズでも登れそうなので、今回は特別な装備なしで午前7時半過ぎ、クロモリロードバイクで出発。
水前寺公園、出水ふれあい通り経由で田舎道を走り、定点撮影。
浜線バイパスに出て、加勢川を渡ってすぐ右折。加勢川沿いの道を走って、県道182号線に突き当たり左折。釈迦堂橋を渡って少し南下し、県道241号線へ右折。国道3号線をアンダーパスして平木橋を渡って走潟から右折。住吉のところで国道57号線をわたると、山並みの奥の方に、めざす大岳山が見えてくる。
網津小学校のところから県道58号線に入る。網津川沿いの道を快調に進むが、網引集落を過ぎると本格的な上りが始まる。
ダラダラクネクネ続く坂道を上り、峠のところで右折する。
右折の道の入り口には鎖が渡してあるので越えてゆく。
舗装道路を上って行くと500mくらいで登山口が右側に見えるが、その先まで行ってみると突き当たりに電波塔。
その他に登山口はなさそうなので、引き返し、路傍に駐輪。
さあ、ハイキング開始!
潅木のトンネルのような登山道。
しばらくすると勾配が急になり、丸太階段が続く。
ひとしきり登ると南側の眺望が開ける。
一旦、平坦な道となり、少し下ってあと200m!
やがてまた上りとなり、最後の丸太階段。
まず眼に入ったのは神風連関係の石碑。
そこから北側の眺望が僅かに広がる。
その先には丸太の椅子やテーブルと東屋。
その先に山頂の標識。
その先に、ささやかな大岳山神社。
東屋で一休み。こんな時はやっぱ、おむすびですな。
くだりの階段はやっぱり足にくる。
路傍には色とりどりの実が眼を楽しませてくれる。
ムラサキシキブ
ノイチゴ
マムシソウ
自転車に戻って装備を整え、再出発。坂を下って、県道58号線に戻り、右折。松合に降りる。
国道266号線を右折。
三角のファミマで燃料補給して、三角港のところから右折し、宇城簡易裁判所方面へ。
宇土半島最後の水場・『御手洗水源』の探索をするが、これが見つけにくく、住民数名に聞いて、激坂を上ったり下ったりしてやっと到着。
神社の前に池があるが水はあまり綺麗ではなく、はるばる来た割には骨折り損な感じ。
その後、JR三角線方面へショートカットを狙ってミカン畑を数十分間放浪し、仕方ないので来た道を引き返し、激坂を上ったり下ったりして、波多浦駅のところから柳方面へ。打石ダムを経由。
ダム湖の畔のミゾソバの群生は今年も健在。
県道243号線に上って左折。もう少し上って、米の口の地蔵さん。
そこから下りに入り、網田に降りる。
網田小学校に降りる前に右折して笹山の峠越え。
激坂を下って県道58号線に戻り、朝来た道を戻る。帰りは平木橋を渡り、
六間堰の手前が全面交通止なので途中で左折して、天明経由で白川沿いへ。
太甲橋を過ぎてから新屋敷を通り、渡鹿の交差点へ行くと、自転車専用レーンができていたので、県立劇場先まで利用する。
託麻原小学校を経由して帰った。
本日の走行距離:110.7km、ハイキング3km
この記事へのコメント
ハイサイとはよかですね!のぶさんとみきたかさんで、はやらせるんでしょうね~
最近、CXを肩にかけて山奥に入り込むのでよく目にしていた不思議な花はマムシソウでした。謎が解けた^^
日頃使わない筋肉が、もう筋肉痛です。
マムシ草は鞍岳、南阿蘇などでよく見ますね。黒い花は鎌首を上げたヘビみたいだし、実は赤くなって毒々しい感じだし、印象強いですね。
熊本にも自転車専用レーンが出来ているのですね!驚きました。
今年の夏季休暇でしまなみ海道を走ったのですが、自転車で観光客を誘致しようというだけあって、ほぼ全ルートの道路上に自転車用のブルーラインが引いてありました。大変走りやすいところでした。
のぶさんのブログを初期の頃から読み返させていただいておりますが、なんと!私ものぶさんとは同業でありました!先輩に対して「のぶさん」とお呼びするのは大変憚られまして、なんとお呼びしてよいのかと思案中であります。
ブログ上で大変失礼いたしました。
お会いする機会があれば改めてご挨拶させて頂きます。
青空の下で食べるおにぎりは最高です。
それにしても、この時期に野イチゴがありましたか。
おお、同業者でしたか。同業者にも自転車の猛者が何人もいて、わたしなんか、『駆け出し』のひとりですが、水場巡りの経験だけは、ひょっとするとトップクラスかもしれませぬ。
さて、熊本市内に自転車レーンが作られたのは、つい最近で、新しい子飼橋ができるのを期に、橋から、大江の変電所の手前まで作られています。昨日、走行してみたら、夕方の通学時にもかかわらず、レーンを利用する人は少なく、ほとんどが歩道走行(自転車の歩道通行も一帯では許されている)でした。
久しぶりに山歩きしました。頂上で食べるのはパンよりやはり、おにぎりですね。
ただし大岳山の頂上は、どちらかと言えば鬱蒼とした茂みの中でしたので、あんまり長居するような雰囲気ではなく、おにぎりがまだ口に入っている段階で下山を開始しました。わたしも『秋に野イチゴ?』と思いましたが、ひょっとすると違うのかもしれません。
あらら、ハイサイO3を早速実践ですか…手頃なところが近場にありましたねぇ!あそこへは過去に2回ほど(一度は車で、もう一度はモーターサイクルで)通りましたがなんちゃない山のようで登りはしませんでした…里浦地区のほうから行きましたがK58に出るところでクサリがあり青くなりました…MR2だったので持ち上げてくぐったような記憶がありますがクサリを外して通ったかもしれません…CXバイクならばK58に戻らずにそのまま行くとなかなかイイのですけどね・・・米の口のお地蔵さんのほうへもつながっているはず…
年甲斐もなく欲張ったせいで、山頂からの下り階段で脚ガクガク。今日は変な所が筋肉痛。日頃からジョギングしたりしとかないと、山歩きをからめた『ハイサイ』は、おっさんにとって敷居が高い事がわかりました。
大岳山には一度登ってみたいと思っていましたので、いい機会でした。当初は電波塔から群浦方面へのルートも考えていたのですが、行ってみたら未舗装・草ボウボウだったため諦めました。CXだったら面白かったでしょうね。県道58号線からの入口の鎖は、鍵がかかってなく、簡単に外せそうでしたよ。
『ハイサイO3』の発案者とのご紹介ありがとうです。
これは本年度O3ネーミング大賞でしょう。
宇土半島の”最高峰”っていいですね。
自転車で走っていると、ちょっくら歩いてでも
行ってみたいとこありますもんね。
楽しみ方はいろいろあって贅沢で恵まれた趣味だと思ってます。
県道58号線の峠を通りながら、そこから続く大岳山への案内板を見ながらいつも、『あそこまで行くのはちょっとなあ』と思っていたのが、みきたかさんの『サイクリング&ハイキング』のレポートで『なんだ、そうかあ!』となった次第です。
『コロンブスの卵』ですな。
これからも、時々、適度な『ハイサイO3』を楽しみたいと思います。
ノブさんのブログ・・・最初の頃から少しずつ読ませてもらっています。いろんな所を巡られていて本当に驚いています。 中でもクリスマスの頃の「イルミネーションポタ」は、斬新で驚きました。
いえいえ、ペプシンさんやBenbowさんなど元気な先輩方、さらには大内さん、田上さん、持木さん、東谷さん、かいさんなどなどKSC(熊本シニアサイクリングクラブ)の活きの良い大先輩方がおられまして、わたくしなど、足下にも及びません。諸先輩方の後を追いかけているだけです。
今後も自転車を絡めて色んな所へ行きたいと思います。アンカー星人さんのブログの情報も楽しみにしています。