秘境・椎葉を目指した長い一日
今年6月の秘境・椎葉を走ったブルベのレポートを読んで、『いつかは椎葉を走ってみたい』と思っていた。
自分の脚力と精神力から考えて、高森まで輪行で行き、そこから国道265号線を軸に椎葉に到達し、湯前に抜けるルートを想定。Benbowさんにその話をすると、『廃道フェチ』の彼は五ヶ瀬から椎葉に抜ける『国見トンネル』を行かずに、旧道を走る『国見峠越え』をアドバイスしてくれた。そんなこんなでBenbowさんと高森から湯前まで走ることになった。
とは言え、わたしにとっては、かなりハードなコース。トラブル次第では人吉泊も覚悟しないといけないため、わたしにとっての連休の初日、9月22日に決行。午前6時前クロモリロードバイクで出発。最寄の駅は東海学園前だけど、時間があるので竜田口駅へ行き自転車を袋詰めするとBenbowさんも到着。6時38分発の肥後大津駅行き普通列車に乗り込み、肥後大津駅で宮地行きの普通列車に乗り換え、立野で下車。高森行きの列車に乗り込む。8時5分に高森駅に到着。自転車を組み立て、準備をして8時半頃走行開始。本日最初の峠、高森峠を目指して九十九曲りの坂へ。かなり上って高岳~根子岳方面を望む。所謂『高森峠』は東側にあるらしく、そちらへは行かずに九十九曲りを上りきってしばらく下り国道265号線に入り快調に下る。その後はアップダウンを繰り返し、トンネルはできるだけ迂回しながら蘇陽を過ぎ、国道218号線に突き当たる。左折して少し下ると馬見原の中心部に到着。ここが『九州のへそ』らしい。少し戻って左折し、商店街方面へ走ると『夫婦岩』。その向こうにグッドデザインな馬見原橋。上が車道、下が歩道の二重構造になっている(高齢者にはこの歩道は歩き辛かろう)。馬見原橋に続いて、日向往還・椎葉往還の宿場町の面影を残す馬見原商店街。その一番向こう端にある『肉のみやべ』の『桜コロッケ』で栄養補給。国道265号線に入り走ってゆくとすぐに宮崎県に入り、『九州島発祥の地』とのたまう五ヶ瀬目指して上って行く。
やがて五ヶ瀬の街並みを過ぎ、しばらく走ると国見トンネルの入り口。
そこから右折していよいよ本日のハイライト、国見峠目指して上りに入る。
次第に路面が荒れてきて、ガレ、ザレ、落枝が目立つようになり、全面に舗装が剥がれてしまった『ガレ場』も登場!へっぴり腰のわたしはハンドルをとられ転倒しそうになり足をついたりするが、『全面総ガレ場』の椎矢峠を踏破したBenbowさんは、何のことはなく力強いトルクで走り抜けてゆく。Benbowさんのタイヤ跡をトレースするように走り、緊張しっぱなしで写真を撮る余裕もまったくない。かなり上ると分かれ道の看板があり、ここでひと休み。そこから先は勾配も緩やかになり写真を撮る余裕も。やがてとうとう国見峠に到着!
下りに入ると南面は広葉樹が多いらしく、ガレ、ザレ、落ち枝、されにはクリ、ドングリ、マツボックリに加え、その上に落ち葉が覆っているものだから、その上を走ると、地雷みたいに石があったりしてハンドルがとられ、上りに増して神経を遣う。それでも『椎矢峠の下りに比べたら天国ですよ』とBenbowさん。
深い谷底に向かってゆっくり降りてゆく。
やがて数軒の人家がポツンと見えてくるとそこから先はガレ、ザレはぐっと減り、スピードも出せるようになり、やがて国道265号線に合流!
現在の国道のトンネルを走るの比べると、高さにして600m、距離にして倍くらいを余分に走った訳だが、それに見合うだけの印象深い『旧国道265号線・国見峠越え』となった。
国道265号線に戻って快調に椎葉へ下る。ここでもなるべくトンネル走行を避けるようにして時に旧道らしきものを走り、神秘的な色の岩屋戸ダムのダム湖を渡って右折。しばらくアップダウンを走って椎葉の中心地に入り、鶴富屋敷のすぐ下にあるお食事処『椎葉山の語り部』で地鶏蕎麦850円を食べる。鹿児島から来たという中年夫婦と話をしたりとゆったりして椎葉を後にする。役場を過ぎて県道142号線に突き当たり、左折。上椎葉ダムに向って上って行くと上椎葉の街並みが下になっていく。坂を上りきって上椎葉ダムに到着。そのダム湖である日向椎葉湖の湖畔を快調に飛ばす。上福良橋を渡って対側の湖畔へ。しばらく走ると不土野橋を渡る。突き当りを右に行くと、悪名高い椎矢峠。左折して湯前方面へ上ってゆく。本格的な上りが始まる『椎葉レンタカー』のところでひと休みして、いよいよ本日のラスボス、不土野峠目指してクランクを回す。所々に待っている急坂を上ると、疲れがたまる絶妙なところに『長寿の水』があり、生き返る。さらに上ってゆくと不似合いな立派な橋もあり。そして県境の不土野峠に到着!そこからはダウンヒルを楽しみ、、市房ダムに到着。さらに下って湯前を目指す。湯前駅に着くと出発間近の便があり、260円を追加で払って自転車ごと乗り込む。進行中の車内で輪行袋に収納し人吉駅に到着し弁当を買う間もなく18時25分発八代行きの普通列車に乗り換え。日も暮れて、国見峠の話などしていると、一勝地駅で車内放送があり、『瀬戸石駅周辺で大雨のため、運転が見合わせになっており、線路の点検が済むまでは運行ができない』と。そう言われるとなんと外は想定外の雨。数十分待って、線路の点検がいつ終了するかわからないので、白石(しろいし)駅まで行って、そこから先はタクシーを手配してもらうことになる。そのタクシーが人吉から来るものだから我々乗員5名はさらに30分ほど白石駅で待機。やがてタクシーが2台やってきて乗客のうち3名は一台のタクシーで。もう一台のタクシーに、Benbowさんの自転車は後部トランクに収納し、わたしの自転車は後部座席でわたしがかかえるようにして乗り込み、無事八代駅へ。午後9時10分発の熊本行き普通列車までは20分ほどあるので、遅い夕飯を駅のホームで慌しく摂る。やがてやってきた普通列車に乗り込み、熊本駅着が午後9時45分。迎に来たBenbowさんの奥さんの車に乗せてもらい、自宅着は午後10時10分であった。
Benbowsさん、朝から晩までお世話になりました。
それに奥さん、お忙しい中、送ってくださり、ありがとうございました。
本日の走行距離:129.8km
自分の脚力と精神力から考えて、高森まで輪行で行き、そこから国道265号線を軸に椎葉に到達し、湯前に抜けるルートを想定。Benbowさんにその話をすると、『廃道フェチ』の彼は五ヶ瀬から椎葉に抜ける『国見トンネル』を行かずに、旧道を走る『国見峠越え』をアドバイスしてくれた。そんなこんなでBenbowさんと高森から湯前まで走ることになった。
とは言え、わたしにとっては、かなりハードなコース。トラブル次第では人吉泊も覚悟しないといけないため、わたしにとっての連休の初日、9月22日に決行。午前6時前クロモリロードバイクで出発。最寄の駅は東海学園前だけど、時間があるので竜田口駅へ行き自転車を袋詰めするとBenbowさんも到着。6時38分発の肥後大津駅行き普通列車に乗り込み、肥後大津駅で宮地行きの普通列車に乗り換え、立野で下車。高森行きの列車に乗り込む。8時5分に高森駅に到着。自転車を組み立て、準備をして8時半頃走行開始。本日最初の峠、高森峠を目指して九十九曲りの坂へ。かなり上って高岳~根子岳方面を望む。所謂『高森峠』は東側にあるらしく、そちらへは行かずに九十九曲りを上りきってしばらく下り国道265号線に入り快調に下る。その後はアップダウンを繰り返し、トンネルはできるだけ迂回しながら蘇陽を過ぎ、国道218号線に突き当たる。左折して少し下ると馬見原の中心部に到着。ここが『九州のへそ』らしい。少し戻って左折し、商店街方面へ走ると『夫婦岩』。その向こうにグッドデザインな馬見原橋。上が車道、下が歩道の二重構造になっている(高齢者にはこの歩道は歩き辛かろう)。馬見原橋に続いて、日向往還・椎葉往還の宿場町の面影を残す馬見原商店街。その一番向こう端にある『肉のみやべ』の『桜コロッケ』で栄養補給。国道265号線に入り走ってゆくとすぐに宮崎県に入り、『九州島発祥の地』とのたまう五ヶ瀬目指して上って行く。
やがて五ヶ瀬の街並みを過ぎ、しばらく走ると国見トンネルの入り口。
そこから右折していよいよ本日のハイライト、国見峠目指して上りに入る。
次第に路面が荒れてきて、ガレ、ザレ、落枝が目立つようになり、全面に舗装が剥がれてしまった『ガレ場』も登場!へっぴり腰のわたしはハンドルをとられ転倒しそうになり足をついたりするが、『全面総ガレ場』の椎矢峠を踏破したBenbowさんは、何のことはなく力強いトルクで走り抜けてゆく。Benbowさんのタイヤ跡をトレースするように走り、緊張しっぱなしで写真を撮る余裕もまったくない。かなり上ると分かれ道の看板があり、ここでひと休み。そこから先は勾配も緩やかになり写真を撮る余裕も。やがてとうとう国見峠に到着!
下りに入ると南面は広葉樹が多いらしく、ガレ、ザレ、落ち枝、されにはクリ、ドングリ、マツボックリに加え、その上に落ち葉が覆っているものだから、その上を走ると、地雷みたいに石があったりしてハンドルがとられ、上りに増して神経を遣う。それでも『椎矢峠の下りに比べたら天国ですよ』とBenbowさん。
深い谷底に向かってゆっくり降りてゆく。
やがて数軒の人家がポツンと見えてくるとそこから先はガレ、ザレはぐっと減り、スピードも出せるようになり、やがて国道265号線に合流!
現在の国道のトンネルを走るの比べると、高さにして600m、距離にして倍くらいを余分に走った訳だが、それに見合うだけの印象深い『旧国道265号線・国見峠越え』となった。
国道265号線に戻って快調に椎葉へ下る。ここでもなるべくトンネル走行を避けるようにして時に旧道らしきものを走り、神秘的な色の岩屋戸ダムのダム湖を渡って右折。しばらくアップダウンを走って椎葉の中心地に入り、鶴富屋敷のすぐ下にあるお食事処『椎葉山の語り部』で地鶏蕎麦850円を食べる。鹿児島から来たという中年夫婦と話をしたりとゆったりして椎葉を後にする。役場を過ぎて県道142号線に突き当たり、左折。上椎葉ダムに向って上って行くと上椎葉の街並みが下になっていく。坂を上りきって上椎葉ダムに到着。そのダム湖である日向椎葉湖の湖畔を快調に飛ばす。上福良橋を渡って対側の湖畔へ。しばらく走ると不土野橋を渡る。突き当りを右に行くと、悪名高い椎矢峠。左折して湯前方面へ上ってゆく。本格的な上りが始まる『椎葉レンタカー』のところでひと休みして、いよいよ本日のラスボス、不土野峠目指してクランクを回す。所々に待っている急坂を上ると、疲れがたまる絶妙なところに『長寿の水』があり、生き返る。さらに上ってゆくと不似合いな立派な橋もあり。そして県境の不土野峠に到着!そこからはダウンヒルを楽しみ、、市房ダムに到着。さらに下って湯前を目指す。湯前駅に着くと出発間近の便があり、260円を追加で払って自転車ごと乗り込む。進行中の車内で輪行袋に収納し人吉駅に到着し弁当を買う間もなく18時25分発八代行きの普通列車に乗り換え。日も暮れて、国見峠の話などしていると、一勝地駅で車内放送があり、『瀬戸石駅周辺で大雨のため、運転が見合わせになっており、線路の点検が済むまでは運行ができない』と。そう言われるとなんと外は想定外の雨。数十分待って、線路の点検がいつ終了するかわからないので、白石(しろいし)駅まで行って、そこから先はタクシーを手配してもらうことになる。そのタクシーが人吉から来るものだから我々乗員5名はさらに30分ほど白石駅で待機。やがてタクシーが2台やってきて乗客のうち3名は一台のタクシーで。もう一台のタクシーに、Benbowさんの自転車は後部トランクに収納し、わたしの自転車は後部座席でわたしがかかえるようにして乗り込み、無事八代駅へ。午後9時10分発の熊本行き普通列車までは20分ほどあるので、遅い夕飯を駅のホームで慌しく摂る。やがてやってきた普通列車に乗り込み、熊本駅着が午後9時45分。迎に来たBenbowさんの奥さんの車に乗せてもらい、自宅着は午後10時10分であった。
Benbowsさん、朝から晩までお世話になりました。
それに奥さん、お忙しい中、送ってくださり、ありがとうございました。
本日の走行距離:129.8km






















































この記事へのコメント
またまたすごい所を走られましたね。Benbowさんはもう普通の道では物足りなくなってるのかな・・・
先日、槻木峠を御一緒したおかげか今まできつく感じていた坂があーこの程度だったかと思えるようになりました。一人では不安ですがどなたかと御一緒させていただくとなるほどなんとかなるもんだ、と感じたしだいです。
帰りはまた大変でしたね、私も高校生のときまったく同じ状況で熊本市内まで行ったことがあります。友達と模試を受けに行くと言って、私は映画みるために行っていたのでバチがあたったのですが・・・
10月のサイクリングできれば御一緒したいと思っています。宜しくお願いします。
Benbowさんはオートバイに乗っておられる間にかなりの道を走っておられますし、登山もしておられましたので、普通の道ではBenbowさんを満足させるのは難しいのでは?
人吉までとても良い天気だったので、いきなり『大雨で運転見合わせ』と言われた時はびっくりしました。球磨川沿いの線路ですから仕方ないですね。運転手さんも『よくあります』と言ってました。
10月のサイクリング、そろそろアナウンスしようと思っています。
毎回、サイクリングではいろんなハプニングがあって、それも楽しい思い出になりますが今回はなんともドラマのようなエンディングでしたね!調布の彼女はあれからどうしたんでしょうね…もっとボクらと一緒に居たかったような別れの挨拶でしたが・・・先週はおばちゃん達…今回はアラフォーの美女・・・ううむ
秘境といったら大げさかもしれないけど、ロードバイクでの走破はその雰囲気。
どの写真も興味シンシン。
こういったところは一人では心細過ぎる。
今回、同行出来なかった(しなかった)のは心残りでもあるけど
最後の”嵐を呼ぶO3効果”には行かなくて良かったの気持ちも。。。
お疲れさまでした!
昨日はお疲れ様でした。そして大変お世話になりました。このブログは本文の字数が2000字までとかで、わたしのクリートのトラブルの事とか、調布のアラフォー美女の事とか削除してしまいましたが、すべてが印象深かったです。
また宜しくお願いしますね。
昨日はご一緒できず、残念でした。三つの峠はそれぞれ個性があって振り返ってみると楽しめました。でもその後のO3効果の大雨!二人であれでしたから、これにみきたかさんが加わっていたら竜巻発生くらいまでになってたかも(笑)。
次回はきっとご一緒しましょう!
雨のため、タクシ-輪行とは、思い出深い旅になったようですね。
先日ペプシンさんが走られた高森から人吉までと似たようなルートで走ってきました。今回はトラブルもいくつかありましたが、その方が印象深くなりますし、近頃はトラブルも楽しめるようになってきました。
素敵な景色ばかりで行ってみたい気持ちもありますが、坂道の写真は観てるだけでお腹いっぱいになりそうです。
来年の今頃はきっと坂道が好きになっていると思います^^
そう。大冒険でしたので、小学校の遠足を思い出しました。
少しづつですが、どんどん坂バカになって行きます。
Kenさんも坂バカの仲間入りしてくださいね。