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zoom RSS くまもと井戸めぐり

<<   作成日時 : 2014/10/02 15:18   >>

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一日中パッとしない天気が予想されるので、熊本市内の由緒ある井戸を見て回ることにする。

朝から下調べをして、午前9時過ぎシクロクロスバイクで出発。

まずは保田窪本通りから産業道路に出て、九学通りに左折したところにある徳富記念園へ。
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明治時代を代表するジャーナリストでもあり、歴史家でもある兄・徳富蘇峰と、小説『不如帰(ほととぎす)』などで知られる弟・徳富蘆花。二人が少年時代を過ごした住居跡は現在、徳富記念園として整備されている。その一角に井戸が残っており、『徳富蘇峰・蘆花の井戸』と呼ばれている。
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九学通りを南下し、白山通り、流通団地を経由して蓮台寺橋を渡って、蓮台寺へ。
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蓮台寺は、かつて平安時代の女流歌人であり、肥後国司清原元輔とも親交のあった桧垣が庵を結んだところで、「桧垣寺」と呼ばれた。寺の南側に『桧垣の井戸』があり、桧垣はこの井戸から水を汲み、岩戸観音に日参したと言われている。
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白川沿いの道を進んで、河川敷を走ったりして、市街地方面へ。
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上通セントラルハイツの前にある『桜の井戸』に到着。
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加藤清正は、有事に備えて城下の要所に井戸を造ったが、この井戸もその中の一つである。その水は茶の湯に最適とされ、城中でも重宝されたという。旧町名の桜井町は「桜の井戸」から名付けられたものである。

国道3号線沿いに走って、藤崎宮のひとつ先の信号を左に折れたところにある報恩禅寺へ。
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山頭火が出家得度したことで知られるこの寺の境内の右奥にある井戸。
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「壺井」と呼ばれたつぼの形をした井戸で、この辺りの地名の由来という。
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内坪井方面へ進んで、熊本中央高校の東側にある夏目漱石の旧居へ。
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その庭に井戸が残っている。
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漱石の長女・筆子の産湯を使った井戸として有名で、「やすやすと 海鼠(なまこ)のごとき 子を産めり」は、筆子誕生を詠んだ句。

そこから熊本中央高校の北側の道へ入ると、『横井小楠 産湯の井戸』。
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勝海舟が「はしごを掛けても及ばぬ」と評した幕末の思想家で、坂本竜馬など維新の志士に大きな影響を与えた。

そこから裏道を通って必由館高校へ。
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正門を入ってすぐ左側には「井上毅 生誕の地」の記念碑がある。
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明治国家の設計図を書いたといわれる井上毅。大日本帝国憲法の草案や教育勅語など新国家の運営に尽力した。また、伊藤博文内閣の文相も務めた。その井上が産湯を使ったとされる井戸が記念碑の横に残されている。
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坪井緑地公園に入り、坪井川沿いの道を北へ。北部浄化センターから左折して坂を上り、国道3号線に突き当たる右側にある「御馬下の角小屋(みまげのかどごや)」。
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豊前街道を往来する島津、細川などの大名が休憩所として使用したお茶屋で、現在は熊本市の記念館として一般公開されている。
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深さ42mにも達する井戸が現存し、江戸へ向かう篤姫が食べたスイカもこの井戸で冷やしたとされる。
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このあと、国道3号線を南へ走り旧・国道3号線に右折し京町の実家に寄って帰った。

番外編だけど、実家で使っていた井戸。
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子どもの頃、親の言うことを聞かないと、「ここにつこかすぞ!」と脅されたものだった。

時折ポツリポツリと来たけど、幸い濡れずに済んだ。

本日の走行距離:36.4q

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本日参考にしたのは、「くまもとウォーターライフ」のここここ

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
今日は小雨模様でしたが、ちゃんと走ってましたね。
熊本中央高校の北側の道の『横井小楠 産湯の井戸』や必由館高校の「井上毅 生誕の地」の記念碑、そして、のぶさん産湯の井戸など興味深いです。
ペプシン
2014/10/02 19:42
水源はそれなりについていけましたが、井戸ですか!
知らない井戸ばかり、これって「水検定」にも出そう。
ちなみに3級は9月度申請でたぶんOK。
1級、2級も取り敢えず申込みました。
テキストとのぶさんblogで突破目指します!
みきたか
2014/10/02 19:56
井戸はホラー映画で怖い思いをしたので苦手です。
それにしても知らないところばかりでビックリ。
水検定は当分おあずけになりそうなので、みきたかさんも頑張ってください♪
まずは水源からお勉強していこうかと思いました。
ST-
2014/10/02 20:06
ペプシンさん、こんにちは!
今日廻った井戸で認識していたのは「桧垣の井戸」だけでした。他はつい最近まで存在さえも知りませんでした。地元のことでもまだまだ知らないことが沢山あるみたいです。
のぶ
2014/10/02 20:51
みきたかさん、こんにちは!
雨が降りそうな休日は「くまもと水検定」のフィールドワークしてます。井戸も試験に出るみたいですよ。まだ申し込みしてませんが、1級は来年の楽しみにとっておくつもりです。
のぶ
2014/10/02 20:58
ST−さん、こんにちは!
わたしの小さい頃は、まだ現役の井戸が所々にありましたが、今はほとんどなくなってしまいました。特に京町台の井戸はどれも深いものばかりで、そう言う意味でも怖かったです。
水源巡りは面白いですが、市街地に近いものは水量に乏しいのが多いのが玉にキズです。サイクリストとしてはボトルに給水できる程度は欲しいですけどね。
のぶ
2014/10/02 21:04
こんばんは! 今回ご紹介された井戸は蓋がしてあるものが多いようですが、現在は使用していないのでしょうか?
hori
2014/10/02 23:42
こんばんは!
ある時は“黒豹”、そしてある時は“水先案内人”と、崇高なお仕事以外でも いろんなワラジを履かれて羨ましいです。
上通りの井戸はちょっと驚きました。まさかあの街中にあるなんて。。。
話は全然違いますが、上通りの蜂楽饅頭(白あん)は美味しいですね。

ワタクシの直ぐ近くの実家も井戸水で、これは地下50m位からくみ上げていますが、市の水道と違ってやはり美味しいです。
まさか京町にも井戸があるとは、ちょっと驚きました。“番外編”にされなくてもいいと思います。(^^)
アンカー星人
2014/10/03 00:05
井戸にまで進出してきましたか。
ところで、自宅にも井戸があるのですが、
凄く浅いために、定期的に中に潜って
掃除していますが、今回巡った井戸は
掃除しなくても問題ないのでしょうかね。
最近サボっているので、そろそろしないと(^^;
1008
2014/10/03 07:33
horiくん、こんいちは!
ご無沙汰しておりますけど、アンカー星人さんやZENさんのブログで元気なお姿拝見しております。
さて、今回まわった井戸は、報恩禅寺の壷井以外は蓋がしてあり、しかも、桧垣の井戸に至っては、すでに埋めてあるみたいでした。残念ながら、我が家の井戸も含め、現役のものはありませんでした。
のぶ
2014/10/03 07:59
アンカー星人さん、こんにちは!
上通りの「桜の井戸」は街中ですから、ハイカラな雰囲気でした。
わたしは蜂楽饅頭、小豆あん派なんですよ。お蔭で、中身が白あんか小豆あんか、見ただけで判別する技能を獲得しました。
熊本市の水道の水はほぼ100%地下水でまかなわれていますが、殺菌のために次亜塩素酸(だったっけ?)を入れてありますので、美味しい湧水に比べると風味が落ちますね。それから軟度を決定するマグネシウムやカルシウムの濃度によって口当たりが変わりますが、ハヂメさんはそれを判別できるんですよね。残念ながら、わたしにはできません。
のぶ
2014/10/03 08:09
1008さんこんにちは!
お宅は江津湖のすぐ近くですから、少し掘ると水が出るでしょうね。用心しないと庭が湖になりませんか?
冗談はさておき、今でも定期的に井戸に潜って掃除しているんですね。1008さんの逞しさ(言い換えれば「勘なし度」)は、そうやって磨かれているんですな。納得しました。
のぶ
2014/10/03 08:15
のぶさん こんにちは。
坪井界隈はよく通りましたが、地名が壺の形の井戸から来ているなんて思った事もありませんでした。
 「熊本 井戸」でググってみると、「地下水保全」や「飲用井戸」など綺麗なイメージのサイトが並ぶのですが、
 「長崎 井戸」でググってみると、「幽霊のうめき声」や「赤痢等の集団発生」などネガティブなサイトが多く出てくるのは気のせいでしょうか。
PS四S
2014/10/03 12:48
PS四Sさん、こんにちは!
わたしなんか、50年以上熊本の、しかも坪井の隣町に住んでいて、その名の由来を知ったのはつい数年前ですから、お恥ずかしい次第です。
「長崎 井戸」でググると、そんなおどろおどろしいのが検索されるんですか?
わたしもST−さんではありませんが、井戸には良いイメージを持っていません。特に京町の井戸は深いんですよ。覗き込むと、尻の辺りが、スーっとしました。
のぶ
2014/10/03 20:57

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